白髪に注目したヘッドマッサージ施術が得意な美髪研究員の私が、「白髪染めで痛む意外と知らない理由」についてお伝えします。

なんで白髪染めをすると髪が傷むの?
洗い流さないトリートメントとか付けないとパサパサなんだけど…
という悩みを解決します。
白髪染めで白髪を隠したものの、髪の手触りはゴワゴワで最悪ですよね。とくにシャンプー後の洗い流しの時が、ギシギシして白髪染めのせいだろうなって.…
そこで白髪染めをしつつ髪がツヤツヤになるには、どうしたらいいのかお伝えします。
この記事がおすすめな人
- 髪が傷んで何とかしたい
- どうして白髪染めは痛むのか知りたい
- 白髪染めをしてもツヤ髪でいたい
白髪染めで痛む意外と知らない理由
白髪染めで傷んでいる場合、乾燥しているので手ぐしを通してもパサパサに感じます。
痛む理由
- 白髪染めを繰り返しているから痛む
- 泡カラーで全体染めをしている
- 市販の白髪染めを使っている
それぞれ、詳しくみていきましょう。
白髪染めを繰り返しているから痛む
ヘアカラーの一種である白髪染めは、髪を守ってくれるキューティクルを引っぺがして色を入れます。
繰り返し白髪染めをすることで、キューティクルの膨潤が繰り返され、欠落してしまうんです!!!

そんな…私の髪はキューティクルが失われているかもしれないの!?
間充物質や細胞間脂質、細胞が流失しやすい状態が続いているから、髪の毛がどんどん傷んでしまいます。
泡カラーで全体染めをしている
白髪染め初心者に人気の泡タイプは、薬局やドラッグストアで手軽に買えるんですが、デメリットもあります。
実は、泡カラーの白髪染めは広がりやすいメリットがある反面、髪全体に行き渡る浸透力が高いゆえに頭皮や髪を傷めやすい残念な点もあります。
全体染めの頻度は、2カ月に1回が理想。ですから、約2カ月間は根元だけを染めるリタッチが美髪の秘訣です。
そう考えると、泡カラーはリタッチには不向きなんです。なぜなら、髪や頭皮全体を傷めてしまうから注意が必要です。
市販の白髪染めを使っている
市販の白髪染めは、染まりにくい人用の調合となっているため、キューティクルを破壊する威力が強いんです。
また、殺菌作用があるオキシーが多く髪の細胞がほとんど死んでしまうことも事実!!!
髪がパサパサに感じるのは、炭化して固くなっている証拠でもあります。
髪の炭化とは
過剰な薬品反応や過剰な熱が加えられた場合に起こる。炭化している目安は、手で触るとゴワゴワ、パサパサするので分かりやすいです。

白髪染めの薬剤って、髪に蓄積する性質があるから、市販の強い白髪染めを使っちゃうとボロボロに…
しかも、1度炭化すると戻らないから、ずっとパサパサのままなのよ。困っちゃうわよねぇ!
『市販の白髪染めが痛む理由を詳しく知りたい』という方に向けて、下記の記事を用意しましたのでご覧ください。
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白髪染めの市販は痛む?自宅で染める方【必見】
続きを見る
白髪染め以外の痛む理由
髪が痛んでいると感じるのは、ゴワゴワだからですよね。不快な手触りの理由は、白髪染め以外にも隠れています。
意外と知られていないのは、紫外線と白髪の因果関係です。紫外線を多く浴びた頭皮は毛根が傷つきやくなって、なんと白髪が生えやすくなってしまうんです!!!

子供を連れての公園遊びとか、白髪女子には最悪ってことね…
とくに春からの紫外線は冬の2倍と言われていますから、桜のお花見シーズン頃から白髪対策が必要です。
美容室で白髪染めをしているのに痛むのはどうして?
美容室で仕入れるカラー剤は、高い美容室も安い美容室も大差はないんですが、美容師さんの技術の差があるため髪が痛んでいる可能性があります。
たとえば、高級サロンだと技術の高い美容師さんを雇うので、白髪染めの値段が高くなってしまいます。
逆に、1人で営業しているような美容室だと、白髪染めの値段は安けれどスキル不足で髪が痛むこともあるようです。
白髪染めをしても痛まない方法
- 市販のホームカラーを止めて染毛料を選ぶこと
- シャンプーやトリートメントを白髪ケアできるもの変える
染毛料は、髪や頭皮への負担がほとんどありません。髪の表面に色を付けるヘアマニキュア・カラートリートメントなどが染毛料に当ります。
ジアミンアレルギーを気にすることなく繰り返し染めることができます。
また、シャンプーやトリートメントが市販のものだと刺激が強いので、色落ちが早いです。そのため、白髪ケアができるタイプのヘアケア用品に変更すれば、これから伸びてくる髪は健やかに育ちますよ!
白髪染めをセルフですると痛むのは選び方を変えればOK!
この記事では「 白髪染めで痛む意外と知らない理由 」についてまとめました。ここで、記事の内容を振り返っておきましょう。
まとめ
- 市販の白髪染めを繰り返すと髪が痛み戻らない
- 生えてくる髪のために市販品を止めるとツヤ髪になる
- 紫外線は白髪の原因ともいえる為、できるだけ浴びない
白髪は隠したいけれど、これ以上髪が痛むのは避けたいと罪悪感を感じつつ、今までと同じ白髪染めを使ってきたと思います。
白髪染めを変えるだけでダメージの少ない髪が作れることが分かったので、見た目を若返らせるためにも「痛んでやだなぁ…」という思いが無くなる、使うのが楽しみになる白髪染めを見つけて下さいね。